Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千四百四回


イルミナティにとって、陰謀否定論者は、不可欠な思想的軍隊である、そしてそれを支えるイデオロギーは懐疑論者であると。
アイクの英文ニューズレター(二〇〇七年四月二十九日)は必読である。

公開日時:2008年04月29日 22時46分
更新日時:2009年03月02日 22時28分

平成二十年(二〇〇八年)四月二十八日(月)
(第二千四百四回)

◯デーヴィッド・アイクは、
 二〇〇七年四月二十九日付けの英文ニューズレターで、

◯ノー・コンスピラシー・テオリー(陰謀否定論)をていねいに検証している。

◯この論説は、日本の有志にとって、有益で価値あるものであるので、
 日本語に翻訳して我々のデービッド・アイク日本版(davidicke.jp)に
 公開することにした。

◯今から、一週間以内、或いは、
 今週中に我々のウェブサイト(davidicke.jp)に掲載されるであろう。

◯アイクは、この文章の中で、「懐疑論者」を俎上に乗せている。

◯日本は、西洋欧米から「懐疑論」「懐疑派」「懐疑主義」「懐疑主義者」
 と言ふイデオロギー、イズムを本格的には輸入して居ない。

◯アイクは、イルミナティ体制派が、陰謀否定論を大衆(ドレイ)の中に
 注入させるに当って、懐疑主義が重要な、又は決定的な武器とされる、
 と言う趣旨のことを述べて居る。

◯ 「懐疑的になったり、英国でこの言葉の意味どおりに懐疑的であること
  はよいことだと一般に言われるが、そうではない。疑問を持つことや何
  かを研究するならよいのだが、それは懐疑的というのとは少し違う。

  懐疑論者というのは、確固たる地位にあり、すべての証拠を逆にフィル
  ターにかけて除いてしまって、常にどこからでも、荒唐無稽でもいいか
  ら平気で何か別の説明を思いついて論じる人々のことだ。………」

◯英国では、「懐疑論者」には、高い評価と名誉が与えられて居ると。

◯それは何故か?

◯十六、七世紀、
 イルミナティがブリテンをイルミナティの新しい世界センターとして構築
 し始めたとき、

◯彼らイルミナティは、思想戦争、イデオロギー戦争、世界観戦争、プロパ
 ガンダ戦争、要するに言語戦争に、優先順位第一位、

◯を与えた、

◯イルミナティは、ブリテンを根拠地として、
 全人類の言語、精神、魂をドレイ化するのである。

◯そのための主たる任務は、
 「世界的スタンダード」「グローバル・スタンダード」を捏っち上げること
 である。

◯彼らイルミナティがグローバルスタンダードとして押し出した言語、
 イデオロギー。

◯そのイデオロギーに反するイデオロギー、その説に反する説、
 それらの異論を執念深く反論し、否定し、おとしめ、排除していく。

◯まさに、この仕事の主力軍隊として、ブリテン(イルミナティ)は、
 懐疑派、懐疑主義者を育成しているのである。


 (了)

 




Write a comment

  • Required fields are marked with *.

If you have trouble reading the code, click on the code itself to generate a new random code.
 

Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千四百四回