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鈴木啓功著
「十年後の世界
―地球人民総奴隷化の時代と世界システムの大革命―」
明窓出版 平成二十年八月刊

公開日時:2008年08月12日 23時48分
更新日時:2009年02月10日 20時54分

平成二十年(二〇〇八年)八月十二日(火)
(第二千五百十二回)

◯この著者の著作は、二、三年前(と記憶している)一冊贈呈されて、
当「時事寸評」で論評したことがある。

◯今、その記事の出典を示すことが出来ないが、

◯今回の「十年後の世界」を贈呈されて、通読する。

◯これで見る限り、この著者は、未だ、多くの限界と不十分さ、色々な誤りは見受
けられるとしても、或る程度、顕著な進歩をして居ると評価出来るであろう。

◯このひとは、一九五六年(昭和三十一年)生まれ、と言うから、
今、五十二才である。

◯今回の本の中で著者は、多かれ少なかれ、
いわゆるユダヤイルミナティフリーメーソン……の陰謀に反対し、それと戦う、
と言う立場に立とうとしている。

◯日本に於けるこの陣営の歴史は、
大ざっぱに言へば、以下の如く、要約出来る。

(1)一九一七年十月ロシア共産革命政権出現後、
ロシアに在住して居た若干の日本人、そして、四王天延孝中将などの
陸軍諜報機関将校、その他の先覚者の時代。

(2)この動きは、国際政経学会(昭和十一年~二十年)へと集大成された。

(3)前記、(1)(2)の流れは、根本的には、天皇教狂信イデオロギーの枠内
にあり、天皇教狂信イデオロギーそのものの批判は、この陣営内でも絶対的
タブーであった。

(4)この流れは、昭和二十年八月敗戦後、社会の表面から姿を消したが、長い間、
天皇教狂信イデオロギーに呪縛されて、思想的に身動き出来ないまま。

(5)大正時代から酒井勝軍などキリスト教原理主義者たちが、
ユダヤフリーメーソンの陰謀を批判した。

(6)しかし、あっと言う間にこの種の人々は、「日本ユダヤ同祖論」へと転落し、

(7)もっとも危険なユダヤの手先と化した。

(8)敗戦後もこの系統は生き延びた。

(9)一九七〇年代に、この系統から、「宇野正美」氏が出て来た。

(10)そして、このひとも、例の如く「日本ユダヤ同祖論」に転落し、現代日本に
於ては、もっとも有効なユダヤの手先の役割を果しつつある。

(11)平成三年(一九九一年)一月末、筆者(太田)は、「国際政経学会」の学統
を継承すると共にその系統の宿痾としての「天皇教狂信イデオロギー」の
タブーを粉砕しつつ、

(12)更に進んで、
孝明天皇父子弑逆事件、大室寅之祐明治天皇スリカエ陰謀の曝露(鹿島曻)。

(13)かくして、一九九二年以降、筆者は、

ジョン・コールマン博士、
ユースタス・マリンズ
フリッツ・スプリングマイヤー
デーヴィッド・アイク
アントニー・サットン
M・C・パイパー

などの現在欧米の反ユダヤ反イルミナティ反フリーメーソン陣営の主要な
思想家理論家を、日本民族有志に紹介する精力的な活動を展開する。

◯そこで、次に出現したのが、
剽窃を事とする「パクリ屋的売文業者とその予備軍」の一大軍団である。

◯この「剽窃を事とするパクリ屋的売文業者とその予備軍」の一大軍団については、
ここでは省略する。

◯「鈴木啓功」と言うひとを、今回の著作「十年後の世界」によって判断すると、

◯このひとは、前記の如き、パクリ屋的売文業者、ではない。

◯このひとは、
「一人に成っても戦うことの出きる者」(二百七十五頁)、

◯について云々して居る。

◯まさしく、その通りである。

◯「パクリ屋的売文業者」は、こんな本当のことは書けない。

◯進藤義晴先生曰く、

◯「私は甘いことは言はない」(講演録)と。

◯かつて、四十年前の全共闘時代に

◯「連帯を求めて孤立を恐れず」
又は、「孤立を求めて連帯を恐れず」

◯といったようなスローガンが掲げられた。

◯しかし、この問題も、ここでは省略する。

◯「十年後の世界」。
ここには、不十分な記述が、多々存在するが、機会があれば、
それらについては論評することとしたい。

(了)


◎鈴木啓功さん、贈呈をありがとう。

 




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