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産経新聞古森記者は、11月6日の記事が「オバマ米国大統領」について、身のすくむような未知の人物、と言う。
これは、イイ線を突いている。

公開日時:2008年11月07日 00時03分
更新日時:2009年02月26日 01時14分

平成二十年(二〇〇八年)十一月六日(木)
(第二千五百九十八回)

◯産経新聞、平成二十年十一月六日、第一面と第二面に古森記者の論説がある。

◯そこで、古森記者は、「オバマ大統領」について、身のすくむような未知の人物、
と言った趣旨のことを述べている。

◯日本のマスコミ上に出現した、米国大統領選挙についての大量の記事、論説の中で、

◯なんらかの意味のあるものは、この一件のみ、であったろう。

◯古森記者は、国際情勢の分析の何十年かのキャリアがある。

◯しかし、この人がいくら考えても「オバマ」が本当に米国大統領に当選してしまった
そのことが良く分からないようだ。

◯彼のようなベテラン国際記者に分からないことが、普通の日本人は分かるわけがない。

◯「二〇〇八年十一月四日」は、米国史にとって、最大級の意味を持つ歴史的事件が
起きた日である、などと言はれる。

◯この言い方は、全く間違っているわけではない。
しかし、そのことの本当の意味は、マスコミが、人々に信じ込ませようとしている種類
のものではない。

◯この「事件」は、イルミナティによって、多重的な意味構造を持つものとして、
設計されている。

◯しかし、その中の最も重要な意味の一つは、

◯イルミナティのワンワールドは、雑種化された社会たるべきである、
と言うアジェンダである。

◯イルミナティは、未来のワンワールド、NWO世界単一国家を、人種、民族、宗教......
の特徴が完全に抹殺された雑種化されたシステムとして、構築するつもりである。

◯この方向に人類を狩り立てて行くとすれば、
現在のアメリカは、既に、イルミナティの理想像に向って、他のすべての国よりも、
はるかに先にすすんでいる。

◯大統領、つまり国家の元首が、白人と黒人の混血である。

◯つまり、アメリカは、
白人と黒人の混血、と言うことに、最高の価値を与えるわけである。

◯アメリカの人口比の中で、ヒスパニック系が増加していると。

◯この「ヒスパニック」とは何か。

◯これは「スペイン系」ではない。

◯中南米はスペイン語を共通語、母語としている。

◯しかし、その人種的構成は、
中南米に侵略したスペイン人、
そして現地生まれのスペイン人、現地化したスペイン人、
インディオとスペイン人の混血、
スペイン人以外の白人、そして彼らとインディオの混血、
黒人奴隷の子孫、黒人とスペイン人の混血、
白人とインディオの混血......

◯と言った具合である。

◯現在のアメリカ人の人種的人口的構成とその方向性は、白人オンリーの建国時代から、
全世界のあらゆる種類の人種と民族の離種化の完成を目指している。 

◯この方向から一歩すすめば、離種化に抵抗することを重大犯罪として、禁止する、
と成るのであろう。

◯つまり、「民族」の絶滅である。

(了)

 




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