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平成二十年(二〇〇八年)十二月十五日(月) 
(第二千六百三十七回) 
 
◯W・G・タープレイが「オバマ、ポストモダン・クーデター」(二〇〇八年六月) 
(日本語版『オバマ、危険な正体』、成甲書房、二〇〇八年十二月一日刊) 
(『オバマ、非公認伝記』(二〇〇八年九月、未邦訳)に、 
 
◯オバマは、ウォール街の傀儡である。 
と、明確に警告した。 
 
◯オバマが、米国大統領として公式に就任するまで、つまり、オバマ政権が活動を 
開始するまで、まだ、一ヶ月以上あるけれども、 
 
◯既に、 
オバマがウォール街の手先であり、使い走りの小僧に過ぎないことの証拠が、 
 
◯ボロボロとこぼれ出して来る。 
 
◯ヘンリー・メイコウのニューズレター、二〇〇八年十二月十三日号は、 
ねずみ講事件で逮捕された、バーナード・マドフ問題を取り上げた。 
 
◯マドフは、五百億ドルの損害を投資者に与えたと言う。 
 
◯しかし、クリントン政権の財務長官ロバート・ルービンが、同じくねずみ講で、 
シティバンクの株主に一千二百二十億ドル以上の損害を与えた件については、 
何の問題にもされていない。 
 
◯ルービンは、バラク・オバマと緊密な関係を持っている。 
 
◯ロバート・ルービンの息子ジャミーは、オバマの主要な財政的協力者であり、 
今や、オバマの第一位のアドバイザーである。 
 
◯オバマは、ルービン直径のティモシー・ガイトナーを財務長官に任命した。 
 
◯同じくルービンの人脈、ローレンス・サマーズは、今、オバマの経済顧問団の長 
である。 
 
◯ルービンとサマーズは、クリントン政権時代に銀行と証券、投資業界の間の壁を 
取り払うことによって、巨大な世界金融恐慌を準備したのである、と。 
 
◯これらの事実は、何を意味するのか。 
そしてそれは、何を結果するのか。 
 
◯アイクの十二月十四日付のニューズレターは、南アフリカの最長老シャーマン、 
クレド・ムトワの、オバマについての詩を紹介している。 
 
(了)
 
 
 
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