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ベンジャミン・フルフォードへの第七の矢。
フルフォードは、シオニストイスラエルのパレスチナホロコーストの犯罪を弾劾する何十万人もの反シオニストユダヤ人の陣営なのか、それともそうではないのか。

公開日時:2009年01月22日 00時39分
更新日時:2009年02月08日 20時04分

平成二十一年(二〇〇九年)一月二十一日(火)
(第二千六百七十四回)

〇 「世界には、シオニズムとユダヤ主義の両方あるいは一方を批判する『ユダヤ
人』がおそらく何十万人といるだろう。そして何十人ものイスラエル人の学者
が、シオニズムとその犯罪を厳しく批判し、イスラエルの人種隔離政策(アパ
ルトヘイト)に真っ向から反対している。」

(マイケル・ホフマン、モーシェ・リーバーマン共著『パレスチナ大虐殺(ホロ
コースト)』、二〇〇三年、成甲書房)

〇この数年のうちに「在日ユダヤ人」として、もっとも有名なユダヤ人の中の一人、

〇と成った、ベンジャミン・フルフォード。

〇問題のこの人物は、
反シオニストユダヤ知識人の一人である、モーシェ・リーバーマンが、マイケル・
ホフマンと共著した前出の「パレスチナ大虐殺(ホロコースト)」、百六十二頁に
述べられてある、

〇「パレスチナ人の味方をするユダヤ人学者」、
「シオニズムとその犯罪を厳しく批判し、イスラエルの人種隔離政策(アパルト
ヘイト)に真っ向から反対する」何十人ものイスラエル学者、

〇こうした人々と同じ陣営なのか、
それともそうではないのか。

〇筆者(太田)は、フルフォードとの対談をした時(成甲書房)、

〇反陰謀論を云々しているくらいの認識を以て、

〇当然のことながら、フルフォードも、
全世界に何十万人も存在するシオニズムとユダヤ主義の両方あるいは、
一方を批判する「ユダヤ人」の一人であろう、と想像していた。

〇しかし、
「ハマスはモサドの一部である」との一月はじめのフルフォードの発言を見て、

〇筆者(太田)は、愕然とした。

〇この本の共著者、モーシェ・リーバーマンは、
アメリカ生まれのユダヤ人であり、ヘブライ大学、イスラエル・シャハク教授
(一九三三~二〇〇一年)の研究助手をしていた人物である。

〇イスラエル・シャハク教授を、フルフォードが知っているかどうか、
シャハク教授の本をフルフォードが読んでいるかどうか、

〇それは、分からない。

〇シャハク教授は、
シオニストイスラエルを、きわめて痛烈に弾劾しつづけたイスラエルの学者
としてきわめて有名である。

〇前出の本の百六十二頁には、
シオニズムを弾劾するイスラエルの代表的な学者として、ベニー・モリス以下、
計十五名の名前が列記してある。

〇考えてみれば、シオニストが、百パーセント制圧している日本の出版界で
年に何回も本を日本で出版し、そしていずれもお大々的にマスコミ上で広告
宣伝されるようなフルフォードが、

〇イスラエル・シャハクのようなレベルの本モノの反シオニストユダヤ人著述家
である筈がない。

〇日本人よ!!
在日ユダヤ人の一人一人を警戒せよ!!

〇在日ユダヤ人にだまされるな!!

〇在日ユダヤ人の中に、
イスラエル・シャハク教授やモーシェ・リーバーマンやイラン・パッペ教授や......

〇こうしたレベルの確固たる反シオニストユダヤ知識人が一人でも存在するかどうか、
私は知らない。

〇フルフォードを支持するすべての日本人に対して、
私は勧告する。

〇まず、
マイケル・ホフマン、モーシェ・リーバーマンの
「パレスチナ大虐殺(ホロコースト)」を熟読することを。

(了)


【注】

◎イスラエル・シャハク教授の有名な代表的一冊を以下にあげておく。

◎Jewish History, Jewish Religion:
The Weight of Three Thousand Years (Pluto Middle Eastern Studies)
Israel Shahak (著) 128ページ (1994/12/1)

 




匿名希望
Posts: 1
Comment
日本人への警鐘を鳴らしてください!
Reply #1 on : 2009/01/22 01:44:10
在日ユダヤ人に限らず、日本人および日本の企業や官僚組織と密接な関係を持ち、頻繁に来日または日本人とアクセスしているシオニスト系ユダヤ人達および彼らに媚びを売り協力する売国的な日本人の目論みを、ぜひこのサイト上などで告発してください! 現在、日本のかなり危険な領域にまで、彼らは浸透を始めているようです。一般向けマスメディア上では、彼らが告発される可能性は、大事件でも起こさない限り無いと思われます。
例えば私の知る限り、国際資産コンサルタントのOren Rose などは在日ユダヤ人ではありませんが、今後の危険人物の筆頭でしょう。既に、日本の頭の狂った資産家達とのアクセスを始めている懸念があるようです。
今後の当サイトおよび太田先生方の一層のご活躍を、お祈りします。できるだけ多くの心ある日本人に対して、魔のユダヤ勢力の甘言に釣り込まれないように、早めに警鐘を鳴らしてあげてください。

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