Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千六百八十七回


イルミナティの危険な走狗として日本人を惑わしているベンジャミン・フルフォードの「ハマスはモサドの一部である」との妄言を、確乎たる反シオニストユダヤ人学者ノーマン・フィンケルシュタインの論文と厳密に比較対照すべきこと。

公開日時:2009年02月04日 00時27分
更新日時:2009年02月26日 01時09分

平成二十一年(二〇〇九年)二月三日(火)
(第二千六百八十七回)

〇フルフォードが、
「ハマスはモサドの一部である」と発言した(二〇〇九年一月六日付)。

〇この「発言」については、「時事寸評」(H21,1,8)で記述した。

〇我々は、この問題について、
ノーマン・フィンケルシュタイン(反シオニスト、ユダヤ人)の発言、

The Facts about Hamas and the War on Gaza
(ハマスとガザに対する戦争についての事実)

と言う、二〇〇九年一月十日付の(MIDDLE EAST ONLINE)の小論説を、広く日本
民族有志に知らせることが有益であると考え、

〇ここにその要点を紹介すると共に、

〇後日、その日本語訳を、第二期デーヴィッド・アイク日本版ウエブサイト
davidicke.jp に公開することにしたい。

〇ノーマン・フィンケルシュタイン(反シオニスト、ユダヤ人)の名前が、
全世界に知られることになったのは、彼が、

「ホロコースト・インダストリー」を出版して以来のことである。

〇この本は、「ナチスドイツ人によるユダヤ人六百万人ホロコースト」と言う、
米英旧ソ連のイルミナティサタニスト世界権力のでっち上げた極悪サタニスト的
ニュルンベルグ裁判史観のシンボルを、

〇或る種のユダヤ人が自分たちの金もうけのネタとして利用している、

〇そのスキャンダルを事実にもとづいて、曝露した学術書である。

〇この本は、四十カ国語に翻訳出版された。

〇しかし、本書を出版した結果、

フィンケルシュタインは、シオニストユダヤによって、教職を追放され、息も出来
ないような窮地に追い詰められたところ、

〇全世界の有志、見識ある人々が「フィンケルシュタイン」を支持し、激励した。

〇かくして彼は、再起し得た。

〇ノーマン・フィンケルシュタインの父親は、ナチスのホロコーストの犠牲者の一人、
と言う。

〇彼の文献は六冊、

◎Image and Reality of the Israel-Palestine Conflict. (London:Verso, 1995, 2nd ed., 2003).

◎The Holocaust Industry: Reflection on the Exploitation of Jewish Suffering. (London:VERSO, 2000).
立木勝訳『ホロコースト産業--同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち』
    (三交社, 2004年)

◎Beyond Chutzpah: on the Misuse of Anti-Semitism and the Abuse of History.
(Berkeley, CA: University of California Press, 2005).
立木勝訳『イスラエル擁護論批判--反ユダヤ主義の悪用と歴史の冒涜』(三交社, 2007年)

その他。


〇ハマスは、
一九六七年六月の国境によってパレスチナ/イスラエル紛争を解決することに賛成する、
との外交的シグナルを発した。

〇イスラエルは「一九六七年の国境」を認めず、それを破壊せんとする。

〇かくして、イスラエルはハマスの壊滅の路線を取るのである。

〇フィンケルシュタインは、前述の小論でこの事実経過を、いかなる疑問の余地なく説明している。

〇我々は、日本に於ける議論を、ここに明示されている事実にもとづいて、
確立さるべきではないか。

〇かくして我々は、
イルミナティの走狗としてのベンジャミン・フルフォードの妄言(ハマスはモサドの一部である)
に対する弾劾を再度、明確にさせることが出来るのである。

(了)

 




Write a comment

  • Required fields are marked with *.

If you have trouble reading the code, click on the code itself to generate a new random code.
 

Home » 太田龍の時事寸評 » 第二千六百八十七回