平成二十一年(二〇〇九年)三月二日(月)
(第二千七百十三回)
〇「わしズム」最終号、二〇〇九年三月二十五日、小学館発行。
〇小林よしのり発行の「わしズム」最終号とある。
〇この号には、重要な問題が提起されている。
〇小林よしのりと、
〇佐藤優、
〇その正面からの激突のお話である。
〇小林よしのりの記述によれば、最近、
〇日本の右翼の中に、小林よしのり派と佐藤優派とが出現している、とある。
〇小林よしのりによれば、佐藤優は、小林よしのりの言論封殺謀略をしかけてきたといふ。
〇この一件は、重要な意味のある事件である。
〇にも拘らず、小林よしのりには、佐藤優の正体が分からない。
〇小林よしのりの結論は、
(1)佐藤優は左翼である。
(2)佐藤優はロシアで教育された、スターリニスト官僚である。
〇といふ。
〇すでに時事寸評で述べたように、佐藤優の本質は、モサドで諜報工作の訓練を受けた
イスラエルのエージェントである。
〇イスラエルのエージェントとしての、佐藤優のアジェンダは、
(1)日本の国家の外交政策を、イスラエル擁護に確定すること、
(2)したがって、日本外務省の政策をイスラエル第一主義、パレスチナ排除、
に転換させること。
(3)ひいては、日本の国策を明確な反イスラム、イスラム世界との敵対、にもっていくこと。
〇つまり、日本を米英イスラエルの同盟国とづること。
〇イルミナティの日本における有能なエージェントとしての佐藤優の華々しい日本マスコミ、
言論界における活動には、このようなアジェンダが隠されている。
〇しかし、イルミナティの陰謀について知ることを拒否する小林よしのりには、
〇佐藤優は、「スターリニスト官僚」でしかない。
〇これでは、まったくの的外れであろう。
〇しかし、佐藤優は、的をはずすことはないだろう。
〇日本を米英イスラエルの同盟国という名前の鎖でしばりあげ、
〇日本をイスラムと全面的に敵対させること、
〇この方向性が、日本まるごと完全自滅に至る最短距離であろうことは、
自明とされなければならない。
(了)
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