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現世界情勢の焦点、ワンカール著「タワインティースーユの闘い」。

公開日時:2009年04月29日 22時03分
更新日時:2009年04月29日 22時05分

平成二十一年(二〇〇九年)四月二十九日(水)
(第二千七百六十八回)


〇タワインティスーユ(日本)は、第一次コジャスーユ使節団を四月十六日に派遣し、
 四月二十九日までにその公式報告書を受け取った。

〇我々は、適当な時期に、報告会を開催するであろう。

〇我々は、次のような世界情勢判断をしている。

 (1)デーヴィッド・アイクが述べているように、レプティリアンの世界支配、
    世界人類の目覚めによって、根底から崩壊させられつつある。

 (2)レプティリアン世界支配の西洋である。

 (3)従って、また、西洋の支配のピラミッドは、根底から崩壊しようとしている。
    それが現在の西洋のピラミッドをおびやかす。西洋の世界金融体制と、西洋の
    軍事的体制の崩壊である。

 (4)西洋が崩壊して、その次に、アンデスのタワインティスーユ文明が復活する。

 (5)タワインティスーユ文明が、どのようにして復活するかということは、
    ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユの闘い-インカの
    抵抗五百年史」(日本語復刻版、第二版、面影橋出版、吉田秀穂訳、太田龍
    解説)に詳しく述べられている。

〇ワンカールによる、増補第二版、次のように述べている。

 (1)西洋の命運は尽きた。
 (2)タワインティスーユ文明が再生する。
 (3)宇宙は回帰する、パチャクチ イズ カミング。

〇ここに、世界情勢の焦点が存在する。

〇ワンカール、ラミロ・レイナガは、ホラでこんなことを述べているわけではない。

〇ケスワイマラ人スペインに対する、五百年戦争を、開始した時、アンデスには、
 五千万人がケスワイマラ語を話している。

〇五百年の強襲撃を経たのち、ケスワイマラ人は、生き延びた。
 五百万人が、ケスワイマラ語を話している。 

〇約四百二十年後、アンデス文明の中心、ボリビアにまさに最初のインディオ出身の
 大統領、エボモラレスの政権が登場した。これは、何を意味するのか。

〇現代の中米、南米もいわゆる、ラテンアメリカ社会は、四つの社会から成り立っている。

  第一、スペイン帝国主義の占領体制そのもの。

  第二、純粋なスペイン人を占領者、その家族とそのあと、スペインからラテンアメリカ
     にやって来たスペインからの移住者。それを、クリオージョ。

  第三、クリオージョと現地インディオの混血児。メスティーソ。

  第四、純粋のインディオ。

〇ラテンアメリカ社会では、この四つの社会構造は、おおむね次のようである。

  北米、中米
  (1)スペイン系   10~20%
  (2)クリオージョ  30%
  (3)メスティーソ  30%
  (4)純粋インディオ 10~15%

  南米アンデス
  (1)スペイン系   5%
  (2)クリオージョ  20%
  (3)メスティーソ  20%
  (4)純粋インディオ 50%以上

  ブラジル、アルゼンチン、チリなどは、例外である。

〇コジャスーユ、ボリビアは、アンデスの代表ともいえるが、彼が、今準備中
 の「タワインティスーユの闘い」増補、第三版では、モラレス政権を、
 インカの抵抗五百年の歴史からの逸脱として告発する。

(了)

 




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