Home » 太田龍の時事寸評 » 過去記事一覧 » 第一千五百五十二回


F・D・ルーズベルト米大統領暗殺疑惑と、そしてその意味。

公開日時:2008年06月21日 01時06分
更新日時:2008年06月21日 01時56分

平成十八年(二〇〇六年)一月十二日(木)
(第一千五百五十二回)

◯「操られたルーズベルト」
  カーチス・B・ドール著、
  馬野周二(訳・解説)、プレジデント社、一九九一年十月刊

◯この本の英文原題は、
  fdr: my exploited father-in-law
  by curtis b dall(一九六八年)

◯本書の著者、カーチス・B・ドールは、
 F・D・ルーズベルト米大統領の娘と結婚して居る。

◯従って、F・D・ルーズベルトは、ドールの義父であり、
 エレノア・ルーズベルトは、ドールの義母にあたる。

◯そしてずっと後になって、ドールは、
 ウイリス・カートの主宰するリバティー・ロビーと言う政治団体の
 代表に就任した。

◯本書は、
 シオニストユダヤ、ADLの一味に不法に乗っ取られる以前の
 IHR(歴史修正研究所)によって発行された。

◯一九四一年十二月八日(七日)当時の米真珠湾海軍艦隊司令官で
 あった、キンメル海軍大将と、

◯ドールは、一九六七年二月三日、対談した。

◯そこでキンメル提督は、

◯前任のリチャードソン提督が解任された、その後任として任命され
 た、一九四一年晩秋、

◯ワシントン(米海軍省)は、
 主力艦数隻、油送船を他の地域に派遣せよ、と命令してきた。

◯更に、日本軍のパールハーバー攻撃の少し前、ワシントンの海軍省は、
 パールハーバーの航空母艦五隻を他地域に移せ、と命令して来る
 (前出、二百九十一頁)。

◯つまり、そこで、パールハーバー米艦隊は、
 空母はゼロ、と成ったわけである。

◯キンメル大将も、カーチス・ドールも、
 これは、ルーズベルト政権による日本を対米英戦争に引きずり込む
 大謀略の一部であることを明確に認識して居る。

◯米国では、
 一九四一年十二月八日(七日)の「日本のパールハーバー奇襲」説が、
 米国政府によるペテンであることについて、無数の暴露と論評がなさ
 れて居る。

◯にも拘わらず、日本では、このペテンにもとづく「東京裁判史観」が、

◯ますます強固に日本人の意識を支配しつつある。

◯朝日新聞社の月刊誌「論座」の平成十八年二月号に、

◯ 朝日新聞論説主幹 若宮啓文
  讀賣新聞主筆   渡辺恒雄

◯この二人の「対談」、

◯なるものが掲載され、

◯東京裁判の全面肯定にもとづく日本の軍、政府首脳の「戦争責任」なる
 ものについて、

◯売国奴的発言が展開されて居る。

◯カーチス・B・ドールは、一九四五年四月十二日のF・D・ルーズベルト
 の病死は、何者かによる「暗殺」(毒殺)ではないか、

◯と疑って居る。

◯このF・D・R暗殺疑惑は、
 米国では、かなり広範に、反陰謀陣営に流布されて居るにも拘わらず、
 日本人には、まったく、知らされて居ない。

◯要するに敗戦後六十年来、

◯日本人は、米国そして、世界の、

◯まともな情報から、完璧に遮断されたままなのである。

◯我々は、まさに、
 一から、やり直すしかないのだ。

 (了)

 




Write a comment

  • Required fields are marked with *.

If you have trouble reading the code, click on the code itself to generate a new random code.
 

Home » 太田龍の時事寸評 » 過去記事一覧 » 第一千五百五十二回