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二〇〇八年米国大統領に選出される可能性が増大しつつある
民主党ヒラリー・クリントンは、ブッシュネオコン共和党政権と本質的には全く同じ、と(『アメリカン・コンサバティブ』誌)。

公開日時:2008年07月10日 01時50分
更新日時:2008年07月28日 01時27分

平成十八年(二〇〇六年)三月二十三日(木)
(第一千六百二十五回)
    
◯パトリック・ブキャナンの主宰する「アメリカン・コンサバティブ」誌、
 二〇〇六年三月二十七日号。

◯ここに、ジャスティン・ライモンド(justin raimondo)

  hillary the hawk
  the democrats' athena only differs from bush on the details.
  http://www.amconmag.com/2006/2006_03_27/cover.html

  【タカ派としてのヒラリー(クリントン)
  -民主党のアテナ(古代ギリシャの女神。ヒラリーを示す)とブッシュの
  違いは、ごく小さな部分に過ぎない(本筋に於て、両者は同じである)-】

◯二〇〇八年の米大統領選挙での、民主党の候補として、ヒラリー・クリントン
 がますます有力になって来て居る、

◯では、ヒラリー・クリントンの政治路線はいかなるものなのか。

◯このJ・ライモンドの論説は、
 ヒラリー・クリントンの外交政策が、ブッシュネオコン政権のそれと、

◯殆んど全く同一である、と論証する。

◯従って、二〇〇八年、米国の共和党系の孤立主義者は、

◯共和党の国際干渉派と、民主党の国際干渉派と、

◯その二者のうちの一方を選択する他ない立場に立たされる、と。

◯ここで、「国際干渉派(インターベンション派)」と呼ばれる陣営の内容は、
 今の情勢では、

◯イラクにつづき、イランに対する戦争を開始せんとする勢力を意味する。

◯しかし、米国の今の国力では、イランと戦争して、勝利する展望は存在しない。

◯「アメリカン・コンサバティブ」の前出号、十一頁以下に、

◯スコット・マッコーネルの

  mission improbable
  even the neocons, who long for war with iran, concede it isn't feasible.
  http://www.amconmag.com/2006/2006_03_27/feature.html

◯と言う論文がある。

◯米国のイランに対する戦争は、見通しが立たない、
 と言う。

◯米国のネオコンでさえも、今、米国がイランと戦争を始めて、勝利する展望を
 示すことが出来ないと。

◯これが今の状況である。

◯しかし、枠組を別に立てれば、別の展望が見えるであろう。

◯つまり、米国とイスラエルの核ミサイル数百発を発射して、

◯イラン人民を全滅させるのである。

◯米国とイスラエルはそのための暴力装置は保持して居るであろう。

◯ヒラリー・クリントンは、イルミナティサタニスト世界権力ヒエラルキーの
 高位のサタニストであると、言われて居る。

◯彼女はアテナ(古代ギリシャの女神)、と呼ばれるべきではないだろう。

◯ヒラリーにふさわしい名前を、筆者は今思いつかないけれども、

◯イルミナティが、ヒラリー・クリントンを、第三次世界大戦期の米国大統領
 たるべく育成して来た、と想定することは妥当なところであろう。

 (了)

●[注]

◯テックス・マーズは、既に、
 ヒラリー・クリントンがユダヤ人、ユダヤ系であることを突き止めた、との
 調査報告を公表して居る(『週刊日本新聞』四二九号十五頁、その他)。

 




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